通関業務

当社通関部について

2018年に横浜税関長より認定通関業者の認定を受け
横浜本社にありながら東京港・横浜港での通関業務が可能です。
取引単位での個別の事情に対応し、国内法令やEPA(経済連携協定)などの
ご相談にも通関士が対応いたします。

通関準備

通関準備

お客様からご依頼いただいた輸出入貨物が、どのような貨物なのか、その貿易取引はどのような形態なのか、より迅速な通関をするために確認させて頂きます。
通関手続きは貨物や貿易取引によって、あらかじめ税関や関係官庁などに確認を受けていたほうが、よりスムーズに処理されると考えるからです。
次のようなことが、特にスムーズな税関のため必要な確認行為となります。

・貨物が関税法や他法令で規制がある場合
・品目分類の際、税関に事前教示を求める必要がある場合
・貨物の分析やデータシートが必要である場合
・取引が複雑で課税価格の決定が困難と判断した場合
・お客様が作成しなければいけない書類がある場合

通関の確認作業

通関の確認作業

貿易取引に関する書類には、インボイス、梱包明細書、保険証券のほか船荷証券、原産地証明書など様々な書類があります。
お客様から受領したこれらの書類について、国家資格をもった通関士が、輸出入される貨物との整合性はどうか、貿易取引はどのような取引なのかなど、細かなチェックを行い、不備、不明な点などはお客様からの情報をいただき、問題のない適正な申告ができるような確認作業を行っております。
また、通関士は、輸出入通関業務が初めてのお客様には、分かりやすく丁寧に説明し、お客様の様々なニーズにお応えしております。

品目分類

品目分類

輸出入される貨物は、品目表によって1つの番号(項目)に当てはめなければなりません。
これを「品目分類」と言いますが、輸出の場合は「輸出統計品目表」、輸入の場合は「実行関税率表」という、それぞれの品目表を使用して、貨物の品目番号を決定しなければなりません。
この品目分類は、申告業務の中でも特に神経を使う業務で、品目番号によって、関税率、納税額が変わり、また、他の規定などに抵触することがあります。
新規の貨物や1申告の中に多種多様な貨物が混在する場合などは、経験豊富な専門的知識を有する通関士によって、適正かつ確実な品目分類によりスピーディーな通関業務が確保されます。

申告業務

申告業務

お客様から受領したインボイスなどの通関書類をもとに、税関に申告する書類を作成し、当該貨物の動静を確認した後に、NACCSを介して税関に申告します。
NACCSとは輸出入港湾関連情報処理センター株式会社が運営する輸出入貨物の手続きや入出手続きなどをオンラインで処理するシステムのことです。
税関は申告の内容によって簡易、一般(通常)、重点(検査)の3つの審査に分けます。
申告内容に問題や疑問があれば審査の時間が長くなりますので、通関士によって、最終的な重点チェックを行い誤りなどがないことを確認し、適正かつ確実な申告業務に努めております。